国際的な自然保護機関である国際自然保護連合(IUCN:International Union for Conservation of Nature and Natural Resources)では、絶滅した種や絶滅のおそれのある動植物種を「レッドリスト」にまとめ、保護を訴えている。2011年のIUCNのレッドリストには、最も絶滅の恐れが高いとされる3つのカテゴリーに、動植物合わせて1万9265種が記載されている。日本でも、環境省がIUCNの分類に準じてレッドリスト(絶滅のおそれのある野生生物の種のリスト)を作成。2007年8月の時点で、絶滅のおそれのある種としてレッドリストに掲載された種数は、動物と植物を合わせて4828種となっている。